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「美容の世界は、なぜここまで嘘が多いのか?」の続きです!(#1,#2,#3,#4,#5,#6)

 

このシリーズでは、とかく「正しいもの」を選ぶのが難しい美容の世界において、

 

  • なぜ美容の世界にはヤバい情報があふれてしまうのか
  • その情報をかいくぐって良いものに到達するにはどうすればいいのか

 

といったあたりを掘り下げております。でもって、前回は「美容の世界の“研究”が信用ならない問題」を掘り下げましたんで、今回は「現代人の美容にありがちな3つの問題」を見ていきましょう。

 

 

 

現代人の美容にありがちな3つの問題

世の中には無数の美容アイテムが存在するわけです。化粧水、美容液、乳液、アイクリーム、パック、スリーピングマスク……などなど、気がつけば、洗面所の棚がスキンケア製品であふれていた、なんて人もおりましょう。

 

まあ、新しい美容アイテムが生まれれば使ってみたくなるのはわかるんですが、ここで大きな問題になるのが、

 

  • 「肌にいいことをしよう」と思ってスキンケアの手数を増やす人ほど、肌トラブルが増えてしまう!

 

ってポイントであります。ついつい私たちはお肌に対していろんなことをやりたくなっちゃうんだけど、実際には、現代人はやりすぎによって自分の肌を痛めつけているケースが多いんですな。

 

では、具体的に、現代人はいかにして自分の肌を痛めつけているのか? ざっくりまとめると、今の人が抱える肌トラブルの多くは、

 

  1. 間違った洗い方
  2. 刺激の多すぎる製品
  3. 過剰な手数

 

で引き起こされているケースが多いんですよ。よかれと思ってやったことが、実際には単に肌を痛めつけているだけってケースですな。

 

では、これらの3つがなぜ問題なのか、詳しいところをチェックしてみましょう。

 

 

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『「実行機能」を整えよう!』の続きです!(#1,#2,#3,#4,#5,#6)

 

このシリーズでは、私たちの人生においてめっちゃ重要な「実行機能」をうまく働かせる方法をチェックしております。こいつは脳の“司令塔”のような存在で、実行機能が弱っていると、人生のあらゆる面がうまくいかなくなっちゃうんで、おおまかな仕組みを知っておくのはめっちゃ大事なんですよ。

 

で、前回でワーキングメモリの機能をサポートする方法を終えまして、今回はシリーズの最終回。ここまで述べてきたことを日々の実践に落とし込むために最も重要な「方略」の話をしましょう。

 

 

 

“方略”ってなんぞや?

あらためて簡単にまとめると、このシリーズでは、以下のことを学んでまいりました。

 

  • 私たちが抱える困難の多くは、性格ではなく実行機能の問題である。

  • 実行機能の土台になるのは、注意・メタ認知・ワーキングメモリの3つである。

  • 実行機能は心の余裕に大きく左右されるため、環境調整が最も重要になる。

  • 実行機能の改善は「整える」が中心で、「鍛える」ではない。

 

これらの要素を満たすために、ここまであらゆる「実行機能のサポート法」をチェックしてきたわけですな。要するに、

 

  • 毎日やることに追われて、ずっと何かに追い立てられてる感じがする

  • 仕事に向かっているはずが、気がつけばYouTubeやSNSを巡回している

  • 頭がパンパンなのに、なぜか集中できない

 

みたいな状態は、脳科学でいうと「実行機能が削られている状態」とも言えまして、これをリカバリするために、環境を整えてやる必要があるわけっすね。

 

が、当たり前ながら、たんに知識を知っているだけでは行動は変わらないし、パフォーマンスも上がらないわけです。頭で分かっている知識を、日々の行動に“染み込ませる”ためには、「自分なりのやり方」を意識的に扱えるようになる必要がありますからね。

 

そこで最後に必要となるのが「方略」でして、これは「目標達成のために、自分が選んで使う“やり方”」を意味します。たとえば、

 

  • プレゼンをつくるとき、まず構成をメモに書いてからスライドに入る → これは“構成重視”の方略だと言える

  • 本を読むとき、先に目次をチェックしてから読む → これは“見通し型”の方略だと言える

  • 仕事で詰まったら、紙に頭の中を書き出して整理する → これは“外在化”の方略だと言える
  • 仕事のタスク整理で、重要度順に並べて優先順位をつける → これは“優先化”の方略だと言える
  • 新しいスキルを習得する時に、手を動かす前に成功例を集めて真似する → これは“モデリング”の方略だと言える
  • 会議の準備で、相手の関心を想定して逆算する → これは“逆算型”の方略だと言える
  • 複雑な資料作成をする際に、一度紙に手書きで構成を書き出す → これは“視覚化”の方略だと言える

 

みたいなことを意味してるんですね。要するに、自分が「やってること」ではなく、「どうやってやってるか」に着目するのが「方略」であります。

 

なぜ“方略”が大事なのかと言いますと、これが実行機能と深くつながる要素だからです。これは非常に簡単な話で、

 

  • メタ認知やワーキングメモリが弱い人ほど、「なんとなく」手を動かしがちで「どうやってやってるか」がわからない(つまり、方略を自覚できていない)

  • メタ認知やワーキングメモリが使える人は、「この順番でやれば効率的」と、頭の中で戦略を選べる(つまり、方略がわかっている)

 

といったように、方略を持っていないか、自分の方略に気づいていない人ってのは、メタ認知とワーキングメモリがうまく働かず、「何から手をつけたらいいか分からない!」って状態にハマりがちなんですよ。

 

そのため、「方略の自覚」がないと、以下のような問題が起きるケースが多めであります。

 

  • なんとなくやって → なんとなく失敗し → なぜ失敗したかもわからない

  • 結果、再現性がないまま、次も同じミスを繰り返す

  • 「自分には向いてない」「才能がない」と結論づけてしまう

 

いずれも落ち込んじゃうようなな問題ですけども、これはあなたに才能がないのではなく、“方略に気づいていない”ことが問題になってるだけなんで。

 

 

実際のところ、脳科学的に見ると、「学びの成果」を左右するのは才能でも根性でもなく、

 

  1. どんな“方略”で学ぼうとしているか
  2. それにちゃんと気づいているか
  3. 使ったあとに振り返っているか

 

の3点に集約されると考えられるんですな。多くの人は“方略”を無意識に使ってるんだけど、それを自覚して、振り返って、改善していくことで、爆発的に成果が上がるものなんですよ。

 

これは俗に“メタ学習ループ”とも呼ばれる方法でして、ここでやることは非常にシンプルです。

 

  1. 自分が使っている方略に“気づく”(例:「自分はいつも先延ばししてから焦ってやるな」)
  2. その方略を“実行してみる”(今回は、逆に午前中に先にやってみる)
  3. “振り返る”(前の方法と比べてどうだったか?)

 

この3ステップのループを回すことで、あなたは“方略”を意識的に使うことができるようになり、その結果として実行機能もブーストするわけです。

 

“メタ学習ループ”を理解するために、たとえば「プレゼン用の資料作成」を例にしてみると、

 

  • 一般的なやり方:
    • 先輩の資料をマネる
    • 手を動かして完成させる
    • フィードバックをもらうけど、改善は場当たり的

 

  • メタ学習型ループのやり方:
    • 1.自分が使っている“資料作成の戦略”を言語化する:たとえば、まず全体構成を決めてから、1スライドずつ作る。参考資料はNotionにまとめる、など。

    • 2.実際にその戦略で取り組む:実行中に「これは順番間違えたな」と気づくのも大事な気づきになる。

    • 3.終わった後に振り返る:「参考資料が多すぎて迷った」「構成を先に決めたことでスムーズだった」などをメモする。

 

みたいになります。めっちゃ簡単ですけども、この“自己観察とフィードバック”のループを毎回まわすことで、「自分だけの攻略法」が少しずつ洗練されていくんですな。

 

 

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初対面からモテる「4つの行動」』の続きです!(#1)

 

前回のエントリでは、シャローム・ハレリ博士らの新しい研究をベースにしつつ、ここに過去の研究で得られた知見も交えつつ、「初対面の相手に最大限の良い印象を与えるには、何を気をつけるべきか?」ってポイントを掘り下げております。

 

その流れで、前回は「価値ほめ&聞く姿勢」ってポイントに触れたんで、今回は残り2つの行動をチェックしてみましょうー。

 

 

 

魅力ポイント3. とにかくゆるい空気を作る

初対面の人に「また会いたい」と思わせるために大事なことはいくつもあるんですが、なかでも重要なもののひとつは“一緒にいて疲れない”ことだったりします。長時間一緒に過ごしてもストレスがたまらなかったりとか、自然と居心地の良さが漂う関係性みたいな環境ですな。

 

というのも、コミュニケーションでよくある失敗に、「会話を盛り上げなきゃ!」とがんばりすぎてしまうって問題があるからです。「場を盛り上げねば!」と勝手なプレッシャーを感じてしまい、その結果、沈黙が怖くなって喋りすぎたり、無理してウケを狙ったりみたいな行動を取ってしまい、逆に場の空気を冷え込ませてしまうようなパターンですな。

 

が、ここで多くの研究が示すのは、私たちが「また会いたいと思わせる空気」を作るためには、お笑い芸人並みのトーク力は必要ないってことです。ここで大事なのは“話のうまさ”や“ネタの面白さ”ではなく、あくまで“ゆるい空気のコントロール術”を身につけることなんですよ。

 

ここで言う「ゆるい空気」ってのは、相手が自分の価値を脅かされることなく、自由に振る舞えると感じられる心理的安全性の高い場のことです。「会話に失敗しても大丈夫」「ちょっと沈黙しても許される」みたいな、“気を使いすぎないで済む空間”を意味するわけですな。

 

 

ゆるい空気ポイント1:弱さのセルフディスクロージャー

で、そんな“ゆるい空気”を作るために必要なのが、「弱さのセルフディスクロージャー」であります。要は、自分の“ちょっとした弱さ”や“完璧じゃなさ”を先に見せることで、相手の心をほぐすテクニックっすね。

 

これはコミュニケーションにおける基本中の基本で、過去の心理学の研究では、「自己開示を先に行った人ほど、相手からも自己開示を引き出せる」という“開示の返報性”って現象が何度も観察されております(R)。これはめちゃくちゃ強力な心理現象で、たとえば以下のようなフレーズを使うのが定番っすね。

 

「さっきまで緊張しすぎて、何話すかメモしてました」

「ほんとはこういう場所、ちょっと苦手なんですよ」

「じつは人見知りなんで、ちょっと緊張してます」

「普段はこんなにしゃべらないんですけど、がんばってます」

 

こんな感じで、“自分の恥ずかしさ”や“緊張感”を言葉にしてみるのが、弱さのセルフディスクロージャーの基本になります。やってみるとわかりますが、これが驚くほど空気をラクにしてくれますんで、ぜひお試しくださいませ。

 

これを実践できると、相手から見ても「この人は、自分をよく見せようとしてないな……」との気持ちが生まれ、これが安心感につながるんですよ。その結果、「ここは素の自分を出してもOKな場だ!」と思ってもらえる確率が上がるわけです。

 

 
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著者イメージ

鈴木祐

1976年生まれ。新宿区在住のライター/編集者。パレオダイエットにくわしい人。普段はチャイナ服ではありません。ライター歴は18年ぐらい。科学の知見を自分のカラダで試していくのが趣味で仕事。

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